2025年2月20日の裁判を傍聴して 裁判中の挿絵付き

応援隊から

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匿名希望のおにぎり

初めて松竹さんの裁判を傍聴した。その時の印象を書こうと思う。

共産党側の弁護士も参加すると聞いて、何を話すのかとても興味があった。しかし共産党側から原告席に向かっての発言は何もなかった。とても残念だった。

裁判の中身の感想を書こうというわけではないので、読んでもつまらないかもしれないがそれはやむなしとする。

私は開廷1時間前に東京地方裁判所に着いた。14:30開始だったので、軽くお昼を食べておこうと裁判所内のコンビニに行った。地下の廊下は薄暗い。おにぎり一つと飲み物を買って421号室へ向かった。部屋の前には既に10人以上が並んでいた。

部屋の中では飲食できないので待合室で食べた。しばらくすると先に並んでいた人が「もうだいぶ並び始めているよ」と声をかけてくれた。開始30分前には長い列ができていた。

10分前に開場され、順次中に入った。傍聴席はその時点で空席がいくつかあるのみだった。

日本共産党の弁護団5人が入ってきた。傍聴人の視線が一気に日本共産党弁護団へ集中した。私は知っている人がいるかとても興味があったが、顔は見た事あるがよく知っている人ではなかった。一人は顔を真っ赤にして、傍聴人みんなに見られて緊張しているようだった。一番若い人は傍聴席をぐるりと見まわし、傍聴人の顔を確認しているようだった。

数分置いて松竹さん側の弁護団が入ってきた。みんなyoutubeで何度も見た顔だったので、嬉しくなった。しかし私は松竹さん側の弁護団には興味がなかったので、裁判中もあまり観察はしなかった。

さて裁判が始まり、松竹さんが意見陳述を始めた。日本共産党の弁護団はどのような感想なのかなと考えながら見ていたが、最初からこくりこくりと寝ている人がいるではないか。

共産党弁護団の一人 最初から寝ていた人 途中は起きた

聞く気もないのだなと思った。天井を見上げたり顔をひたすらマッサージする人もいて、なんだか聞く気のない講義に参加している学生のようだった。

5人が5人そんなわけではなく、一人は真面目に聞いているなという印象で、もう一人は常に緊張している風で、もう一人は早く終わらないかなと思っているようだった。

共産党弁護団の一番若い人 ちゃんと起きてた

共産党弁護団の一人 ずっと顔を赤らめていた人

 松竹さんの話も聞いているとちょっと長いと思った。「…で、何が言いたいのかと言いますと…」、うん、最初からそこを言ってくれと心の中で突っ込んだ。

松竹さん意見陳述場面

 伊藤弁護士の話が始まった。伊藤弁護士は頑張って傍聴人に訴えかけようとしているのがわかった。

伊藤弁護士 原稿を片手に手ぶりも加えつつ傍聴席に訴える

 裁判が終わった時に私が他の傍聴人に「伊藤弁護士、頑張って傍聴人に訴えていましたね」と言ったら、その人は「佃弁護士はもっとすごいよ。傍聴人の方しか見てないよ」と言った。それはぜひ見てみたいなと思った。

裁判官はまっすぐ前を向き、全体を把握していたようだった。

 今回はたまたま都合がついたので参加できたが、今後はまたしばらく参加できないと思うと残念だ。何が残念なのかというと、日本共産党側の弁護団の裁判に臨む姿勢を観察できない事。あれほど観察し甲斐のある人間模様も中々ないだろう。面白かった。

共産党弁護団・・・ 終始顔マッサージしていた人(後列) 一番真面目だった人(前列奥)    寝ていた人(前列中央) 緊張していた感じの人(前列手前)

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